薬を出されて1ヶ月。
なんとか凌いで生きてきた
あやしいけれど、次回の診察予約まで凌げばなんとかなるかもと思ってしまった
医者はそういう場所ではない。
病状の診断と薬の処方が仕事だ。
専門外の業務を勝手に期待して間違えて道に戻れなくなっただけだ。
心の病での診察は、患者の口から説明されることがほぼ全てで、薬の処方以外は医者以外のどこかで解決しなければならない。
これが低空飛行でも墜落しなければいいということなのだろうか
ずっと洞窟の中でも歩いているかのような先の見えなさと空虚感がある
本物の洞窟ならまだ涼しさと生態系があったかもしれないのに。
己の亡骸が何某か影響を伴ったかもしれないのに。
暗さと無力さと冷たさ、己の頭の無駄な回転と、熱を持った脳ばかり感じる
生死を問わず生産性に寄与しない無駄な労力。
無駄な活動。無駄な人生。