実家に住んでいて、親族の会社で働いて、資格の勉強をしている
字面はどう見ても甘やかされているボンボン
周囲の反応も、御家族が協力してくれていいね。頑張れるね。
でも実際、生活時間は親が中心でこちらのタイミングは勘案されないし、
会社は普通に一社員として働いているだけだし、なんなら親族だから物申せないうちに会社都合で勤務日数や給料が変わる。到底一人暮らしでは生きていけない給料だ。
親族でなければ労基に通報してとっくに辞めている。
休みなのに朝から洗濯を3回も回して、
流しに溜まった食器やら調理器具やらを片付け、
掃除機をかけ、
家中探し回ってゴミを洗濯物をかき集める。
水槽3つ分のペットの世話と、
成人した弟妹の朝昼食の世話をする。
近所に住む祖父母の様子を見、手伝いに呼ばれ、お礼に貰った食材を夜用に調理する。
これでどう『御家族の協力があるから勉強しやすい』のだ
なぜ私は自分のアルバイト代で食事していたのに、下は私の給料で食事させてやらなければならないのだ
下は飲み会のお金までお小遣いを貰って遊んでいるのに
私が子どもだからだろうか
実際に恵まれていて、感謝しなければならない部分もたくさんあるはずなのに。
感謝の気持ちより感謝しなければならない気持ちの方が大きい。
恵まれているはずなのに、早く出て行きたくて、それなのに全てを同時に失うことが怖くて、自分に言い訳して先延ばしにし続けている。
私の精神的未成熟さが招いている結果だ
自立して、逃げて、初めて自分の恵まれた状況が分かるかもしれないのに、そうする勇気もない。
今の自分は恐らくあまりにも未熟で、だからきっと逃げたいのだ。理解できないのだ。
それでも甘い、幼い自分は全てを失わずに都合よく自立したくて、結局どこにも身動きが取れないのだ。自らの、幼さ故に。わからない。わからない。
私は悪くないと思う。でも悪いのかもしれない。わからない